2月13日、第7回 半田ブラインド協会設立準備会「名古屋市総合リハビリテーシ ョンセンター視覚支援課のサービスを知ろう」、開催しました!
今回は、名古屋市総合リハビリテーションセンター視覚支援課の職員で、ご自身も
視覚障害の当事者である山下宏司さんにお話をしていただきました。
視覚支援課は、主に、中途の視覚障害者を対象に、見えない・見えにくいことによ
る様々な困りごとを解消し、再び、社会参加できるための支援を行っている施設です
。
具体的には、歩行訓練、音声や拡大文字でのパソコンやスマホの利用訓練、点字訓
練、調理や掃除などの日常生活訓練、ロービジョンの人が残存視力を活用して生活し
やすくするための訓練などを行っています。
山下先生は、ここでパソコンやスマホ、読書のための機器の使用などのICT訓練を
担当されています。
単なる訓練の場ではなく、同じ立場の人たちと出会い、思いを共有することで、前
向きになれたり、人生の方向性を見つけるきっかけになったりすることも、大きな役
割だというお話でした。
ご自身も、一般の学校から盲学校に進み、同じ立場の仲間から生きるヒントが得ら
れた経験から、当事者だからこその関わりを大切にしているそうです。
準備会の参加者の中にも、リハセン視覚支援課の卒業生、訓練中の方、今後、通所
予定の方が、何人もいらっしゃいます。
参加者からは、
「見えていた頃と同じように、パソコンやスマホが使えるようになってよかった」
「山下先生のことは、師匠と呼んで、尊敬している。師匠からやる気にさせられ、ツ
イッター、ブログもはじめた」
「拡大読書器を購入したが、使い方がよくわからないが、教えてもらえるのか?」
「単なる機能訓練でなく生きることにつながる支援をされていること
がわかった。」
「このような施設のことをもっと困っている人たちに知ってほしい。」
などの声がありました。
そして、山下先生からも、半田ブラインド協会は、同じ立場の人たちと出会うことが
できる大事な場。これからの活動も、応援してますとのお話をいただきました。
代表の牧原英治より。
4月24日(日)に「半田ブラインド協会 創設記念大会」を予定。
名古屋市視覚障害者協会会長で弁護士の田中伸明先生に記念講演をしていただきます
。
見える人、見えない・見えにくい人、共々に、
地元半田から日本、世界の福祉をよくしていくために、がんばっていきたい。
ぜひ会員になってくださいね!
以上。
☆視覚支援のご案内|名古屋市総合リハビリテーション事業団
https://www.nagoya-rehab.or.jp/rehabilitation/vision-support/index.html
☆次回第8回準備会は、3月13日(日)「図書館の視覚障害者サービスを知って、
あなたももっと読書を楽しもう」
☆インスタ
@handablindassociation
で検索!
またまた、長い報告になってしまいました。
私たちの活動や、視覚障害者のこと、
少しでも興味をもっていただけたら、うれしいです。
by 準備会メンバーAsami
コメント
コメントを投稿