第6回準備会は名古屋ライトハウス情報文化センター所長岩間さんのお話でした。

 1月23日、第6回半田ブラインド協会設立準備会

「社会福祉法人名古屋ライトハウス 情報文化センター」を中心に、法人のサービスを知ろう」を開催しました。

講師は、情報文化センター所長の岩間康治さん。


2年前に、所長になられた岩間さんですが、ご自身が、中途で見えなくなったときに、

役所や病院から情報を教えてもらうことができず苦労したこと、

自分と同じように、必要な情報や支援の窓口にたどりつくのに、

非常に遠回りをしている人たちの現状を見てきたことが、

この仕事のベースになっているそうです。


岩間所長が行ってきたことの大きな成果として、


・愛知県眼科医と連携し、医療と生活・情報をつなぐ

「スマートサイトあいち」の立ち上げ。

・愛知県眼科医会の会報に、コラムを執筆。

・眼科医からの紹介で、情報文化センターとつながる人が増えてきた。

などがあります。

今後の課題としては

・役所の窓口への情報提供も行っているが、担当が2、3年で変わることもあり、課題が多い。今後、強化していきたい。

とのことでした。

そのほか、手帳の等級の設定が変わったことなど

知っておきたい情報が盛りだくさんでした。

参加された方からも、次々と質問や、ブラインド協会への思いなど、たくさんの声が聴かれました。

「録音図書は、どうしたら借りられる?マンガもあるの?無料で借りられるの?」

「日常生活用具は、通販もしているの?」

「情報文化センターのような施設のことは、市役所などに問い合わせてもわからず、

この会ではじめて知った」

「このような情報は、眼科以外の科の医師にも、ぜひ共有してほしい」

などなど。


最後に、第1回から皆勤賞で参加してくださっている日本福祉大学教授の片山善博さんより、

「情報は、当事者が語ることにより、その情報が、生きた言葉となり、エネルギーを与えられる。

4月から始まる「半田ブラインド協会」が、情報に命やエネルギーを与えて、

多くの人たちを動かしていくことを期待している。」とのお話がありました。


そして、準備会代表の牧原英治が

「見える人・見えない人・見えにくい人、

皆で、一歩ずつ福祉をよりよいものに変えていきましょう。

ぜひ入会してください!」と呼びかけました。



いよいよ、4月の創立に向けて、入会の募集もはじまりました。

参加者、協力者の輪がじわじわと広がっています。

ぜひ、皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思います。



<参考>

◆社会福祉法人名古屋ライトハウス 情報文化センター

https://nagoya-lighthouse.jp/joubun/


◆ロービジョンケア関連情報 | 医療関係の方へ - 愛知県眼科医会

http://www.a-gankai.com/dr/lowv.php


◆スマートサイトあいち

http://www.a-gankai.com/docs/dr/smart-sight-aichi/2020.pdf


◆コラム「ロービジョンサポートラボ」 - ロービジョンケア関連情報 - 愛知県眼科

医会

http://www.a-gankai.com/dr/column/


◆半田ブラインド協会設立準備会

 問い合わせ先: 牧原英治 (0569-23-6023/e.m-ami@cac-net.ne.jp


by 準備会メンバーAsami


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